旬の杏で作る、やさしい甘さの杏コンポートのレシピ

ガラス器に盛り付けた杏コンポート

旬の杏が手に入ったら、ぜひ作ってみたいのが「杏コンポート」。

やさしい甘さのシロップで軽く煮ることで、杏特有の甘酸っぱさと香りを楽しめるデザートになります。

冷蔵庫でしっかり冷やすと、果肉がとろっとやわらかくなり、暑い時期にもぴったり。

そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやアイスクリームに合わせても美味しく楽しめます。

今回は、ご家庭でも作りやすい基本の杏コンポートをご紹介します。


杏コンポートに向いている杏とは?

竹ざるに盛られた旬の杏

コンポートには、

  • 少し熟しているもの
  • 香りが強いもの
  • やわらかさが出始めたもの

がおすすめです。

完熟に近い杏は、加熱するととろっとした食感になりやすく、コンポートにも向いています。

表面に多少のスレや色ムラがある杏でも、加工用として美味しくお使いいただけます。柔らかすぎる杏は煮崩れしやすいため注意してください。


材料(作りやすい分量)

杏コンポートの材料を並べた様子
  • 杏:500g
  • 水:300cc
  • 砂糖:150〜200g
  • レモン汁:大さじ1

甘さを控えめにしたい場合は砂糖を少なめに、しっかり甘さを楽しみたい場合は少し多めがおすすめです。

レモン汁を加えることで、杏の色味がきれいに仕上がり、味も引き締まります。


下準備

① 杏を洗う

表面をやさしく洗い、汚れを落とします。

② 大きな傷・スレを取り除く

軽い傷・スレ程度であれば問題ありませんが、大きな傷・スレはあらかじめ取り除いておくのがおすすめです。

③ 半分に割って種を取る

半分に割った杏と種

杏の割れ目に沿って包丁を一周入れ、軽くひねるようにすると比較的簡単に割れます。

熟している杏はやわらかいため、強く力を入れすぎないよう注意してください。


作り方

① シロップを作る

鍋へ水・砂糖を入れ、中火で加熱します。

砂糖がしっかり溶けたらOKです。

② 杏を加えて紙フタをする

紙フタをして杏コンポートを加熱している様子

シロップへ杏を加えたら、クッキングシートなどで紙フタをします。

紙フタをすることで、シロップが全体に回りやすくなり、加熱ムラや煮崩れを防ぎやすくなります。

③ 弱めの中火でやさしく加熱する

グラグラ煮立たせず、弱めの中火で5〜10分ほど加熱します。

杏は加熱しすぎると崩れやすいため、やさしく火を入れるのがポイントです。

アクが出てきた場合は軽く取り除いてください。

④ 少し早めに火を止める

杏がやわらかくなり、少し透明感が出てきたら火を止めます。

余熱でも火が入るため、少し早めに止めるくらいがちょうどよく仕上がります。

最後にレモン汁を加えると、甘さが引き締まり爽やかな風味になります。

⑤ 冷蔵庫でしっかり冷やす

冷やした杏コンポートをガラス器に盛り付けた様子

粗熱を取った後、冷蔵庫で冷やします。

冷やすことで味がなじみ、より美味しく仕上がります。

熱いうちは崩れやすいため、あまり触らずに冷ますのがおすすめです。


美味しく仕上げるポイント

  • 少し熟した杏を使う
  • 紙フタをしてやさしく加熱する
  • グラグラ煮立たせない
  • 煮すぎない
  • 冷やして味をなじませる

杏は加熱すると崩れやすいため、やさしく扱うのがポイントです。


杏コンポートの楽しみ方

ヨーグルトとアイスクリームに合わせた杏コンポート
  • そのまま冷やして
  • ヨーグルト
  • アイスクリーム
  • パンケーキ
  • タルトやケーキ
  • 炭酸割り

甘酸っぱい杏の香りと、とろっとした果肉感を楽しめるのがコンポートの魅力です。


旬の杏で、季節のデザート作りを

竹ざるに盛られた旬の杏と緑の葉

杏の旬はとても短く、この時期だけの味わいです。

コンポートにすることで、旬の香りや美味しさをゆっくり楽しむことができます。

市場で選びながら仕入れた杏をお届けしておりますので、ぜひご家庭でも季節の手仕事を楽しんでみてください。