旬の杏で作る、自家製杏酒のレシピ

ガラス瓶に漬けた自家製杏酒とロックグラス

旬の杏が手に入ったら、ぜひ楽しみたいのが「杏酒(あんずしゅ)」。

氷砂糖とお酒でじっくり漬け込むことで、杏特有の甘酸っぱい香りとフルーティーな味わいを楽しめます。

梅酒よりも華やかな香りが特徴で、ロックやソーダ割りでも飲みやすい果実酒です。

時間をかけてゆっくり熟成していくのも、杏酒ならではの楽しみ方。

今回は、ご家庭でも作りやすい基本の杏酒をご紹介します。


杏酒に向いている杏とは?

竹ざるに盛られた旬の杏

杏酒には、

  • 香りが強いもの
  • 傷が少ないもの(軽いスレ程度であれば使用可)
  • 少し硬さが残るもの

がおすすめです。

完熟しすぎた杏は崩れやすいため、少ししっかりした杏の方が漬け込みにも向いています。
また杏酒は長期間漬け込むため、生傷の少ない杏を使うのがおすすめです。
軽いスレ程度であれば使用できますが、生傷の部分や柔らかすぎる部分は、風味へ影響しやすいため取り除いてください。



材料(4L瓶の目安)

杏酒作りの材料を並べた様子
  • 杏:1kg
  • 氷砂糖:500〜800g
  • ホワイトリカー:1.8L

甘さ控えめなら氷砂糖は少なめ、しっかり甘さを楽しみたい場合は多めがおすすめです。

お酒は果実酒用のホワイトリカーを使用します。


用意するもの

  • 保存瓶(4L程度)
  • 竹串
  • 清潔な布巾

保存瓶は事前によく洗い、しっかり乾かしておきます。


下準備

① 杏を洗う

杏をやさしく洗い、表面の汚れを落とします。

② 水気をしっかり取る

布巾で杏の水気を拭き取る様子

水分が残ると傷みやすくなるため、布巾などでしっかり水気を拭き取ります。

果実酒作りでは、この工程がかなり重要です。

③ ヘタを取る

竹串などを使い、杏のヘタを取り除きます。

生傷や柔らかすぎる部分があれば軽く取り除いてください。


漬け込み方法

① 杏と氷砂糖を交互に入れる

杏と氷砂糖を交互に詰めた杏酒の保存瓶

保存瓶へ、

  • 氷砂糖
  • 氷砂糖

の順で交互に重ねていきます。

最後は氷砂糖で覆うようにすると傷みにくくなります。

② ホワイトリカーを注ぐ

杏と氷砂糖を入れた瓶へ、ホワイトリカーを静かに注ぎます。

杏がしっかり浸かる状態にしてください。

③ 冷暗所で保存する

熟成中の杏酒が入った保存瓶

直射日光を避け、冷暗所で保存します。

時々瓶を軽く動かすと、氷砂糖がなじみやすくなります。


飲み頃の目安

3ヶ月ほどで飲めるようになりますが、半年〜1年ほど熟成すると、よりまろやかな味わいになります。

時間によって変化する香りや風味を楽しめるのも、杏酒の魅力です。


杏酒の楽しみ方

ロックグラスに注いだ杏酒
  • ロック
  • 水割り
  • ソーダ割り
  • カクテル
  • 炭酸割り

炭酸で割ると、杏の華やかな香りを爽やかに楽しめます。


美味しく作るポイント

  • 水気をしっかり取る
  • 傷みの少ない杏を使う
  • 清潔な瓶を使う
  • 直射日光を避ける
  • ゆっくり熟成させる

時間をかけることで、杏の香りがゆっくりお酒へ溶け込んでいきます。


旬の杏で、季節の果実酒づくりを

竹ざるに盛られた旬の杏と緑の葉

杏の旬は短く、この時期だけの楽しみです。

杏酒にすることで、旬の香りや味わいを長く楽しむことができます。

現在、加工用・ご家庭用として旬の杏を販売しております。

市場で選びながら仕入れた杏をお届けしておりますので、ぜひご家庭でも季節の手仕事を楽しんでみてください。